とうとう今年は病院のお世話に

この間の日曜日にUKから帰ってきて、その日のうちに今年の花粉症の症状がスタート。通常であれば、数日間は「そろそろかな・・・・」という前兆があるものの、今年はいきなりというか、僅か数時間で症状が出てきた(自分自身で驚いている)。例年はアレルギー用の目薬と本当に酷いときだけ市販薬を飲むようにしていた。市販薬は鼻水などの症状はすぐにおさまるものの、頭がボゥーとすることやのどがやけに渇くなど副作用が激しい。薬を飲まずの耐えるか、副作用に耐えるか、というどちらも選択したくない状態を4月中頃まで我慢するのが例年のこの時期。それと、アルコールの分解能力が低下しているからか、少量のお酒でも翌日は猛烈な頭痛を伴う(通常であれば、かなりの量を飲んでも全然問題ないのに)。
「今年はちょっとまずいな」と感じていたので、家族もお世話になっている近所の耳鼻科に。この季節、一年で一番の繁忙期(?)に初診で受付をし、隣の待ち人数ボード(PCの液晶画面)で予想待ち時間を見ると210分後だった。ちなみに土曜日は13時までで、その時の時間は11時半近く。受付の方の案内では、再来院(目的の時間まで自分の自由な時間として利用可能)の場合には2時間半後、院内で待ってくれる場合には30分後ぐらいに案内できるだろう、とのことだったので、本を読みながら院内で待つことにした。この辺の事情は先にうちの奥さんに聞いていたので、本を持って行って正解だった。またここでは一度来院したことがある人であれば、ネットで予約を入れ、PCでもケータイでも予約後に待ち人数と予想待ち時間を随時確認できる。この辺は仕組みの話なので、それほど大したことはないのだが、それよりも初診の患者をどう間で処理して対応していくか、という課題に予約枠にバッファーを設けて出来る限り早めに隙間時間で対応する方針は非常に良くできていると感心した。また先生の診断もたかだか花粉症にもかかわらず、対応策のアプローチを複数挙げ、今ベストと思われること、来年以降の対策、市販薬との違い(今までは市販薬対応していた、と答えているため)をシンプルかつ的確に答えるという好感を持てる対応だった(何も言わずに、薬は1ヶ月分が処方された)。
医療行為であると共にサービス産業であることを十分に理解して、策を講じているところだった。人気になるもの分かる気がする。