画竜点睛を欠く


この広告に限らず最近の車内広告には検索窓の絵と入力すべきキーワードが入っている。ちょっと前に携帯でそれぞれのキーワードを入れてみたところ、ほとんどサイトが無いか、上位にランディングしなかった。最近は違うだろう、と思ってやってみたところ、サイトが無かった。
普通に考えると検索してもらうために広告に検索窓の絵とキーワードを描いているんだと思うんだけど、そうじゃないのかな・・・。電車の中で広告を見て(特に地下鉄の場合、外の景色が無いから車内広告は結構見ている気がする)何かしらのアテンションを与え、商品名や会社名を覚えさせる、あるいは後からチェックしてもらうのが目的なんだと思う。でも通勤や移動途中で気になった広告を記憶して後から調べる、メモするなどは相当低い確率で、その場で検索されるかどうかが分かれ道じゃないのだろうか。ちなみに僕はiPhoneで写真を撮ったんだけど、かなり変な目で見られた(電車内で写真を撮るのは怪しい行為に見られる)。ってことは、携帯だよね(気になったから、PCを出して、立ち上げ、eMobileとかで繋がないよね)。この広告を作る人も採用する人もそれぞれのポジションでプロだと思うんだけど、不思議に感じないのだろうか。
景気の先行き不透明感から広告宣伝費をカットする話題が多い中、単純に減らすことじゃなく、まずは見直してみることが先決に思うのは普通じゃないのだろうか。