ウルトラマンメビウス No.12

ウルトラマンメビウス Volume 12 [DVD]

前巻で四天王の一人 ヤプールを倒し、残る三人（？）の宇宙人が次々と地球を襲う。そしてジャック、セブン、ウルトラマンがそれぞれ登場する。映画ならともかく、TV版でここまでやってのけたのは「凄い！」の一言。単純に登場させただけではなく、過去の話（ジャック、セブン、ウルトラマンの時代）のエピソードやエッセンスを無理なく織り込んでいるところがにくい。
笑えるシーンは四天王が会話しているシーンがやけに人間くさいところだ。特にメフィラスは非常に慎重派というか、「メビウスだけではなく、ウルトラ兄弟や地球人を甘く見ない方がいい」と忠告する。
このNo.12の各ストーリーでは郷やダンの言葉が心に響く。中身は是非、観ながら感じて欲しい。メフィラスの戦い方は昔と同じである（ここにはこだわりを感じる）。そしてウルトラマンとメフィラスの会話も憎い。かつての戦いが今なお続いているような感じを与える。
そして皇帝エンペラー星人との戦いに。