「このミステリーがすごい! 2009年版」

このミステリーがすごい! 2009年版

このミステリーがすごい! 2009年版

この本を見ると年末なんだな・・・と感じる。今年の街中はあまり年末感がないけど。僕自身、忘年会なるイベントがほとんどないこともあるけど、街中の人出がすごく少ない気がする。やっぱり不況なのかな。
今年のこのミスの上位に入っている本は一冊も読んでいなかった。これだけ本を読んでいるにも関わらず一冊もない、ということを考えると、
・新刊のミステリーをあまり読んでいない
・ミステリーそのものを読んでいない
・このミスの趣向に僕の趣向が合っていない
といろいろな仮説が考えられるけど、度合いは別にしてどれも合致している気がする。基本的に新刊ランキングなどは気にしないので、購入する本が新しいかどうかはあまり気にしない。それから気に入った作家の本は集中して読む傾向があるので、そうなると新刊からどんどん離れる。このミスは新しい作家の発掘(新人ということではなく)には必要なメディアだが、これに左右されることはない。
座談会の中にも書かれていたが、今年は東野圭吾の独壇場だった感がある。書店の特集もドラマ化などを見てもそれは頷ける(ドラマとは見ないけど)。僕の中では東野圭吾はプライオリティは高くないけど。昨年までの大沢オフィス一色からちょっと変わったことは事実。さて、僕の次のマイブームは誰になるのかな。