最近は『Sync』は必須アイテム

iPhoneのお陰で今やSyncは必須アイテムになりつつありますね。2000-2001年当時、既にfusionOneで同じようなことが実現できていたのに、デバイスもインフラもまだまだ未熟で結局フェードアウトしてしまった。技術的にはすべて満たしていたのに・・・・。何が足りなかったのか、と考えると「快適に使える」とは言えなかった部分だろうか。当時はPHSの64kでしかモバイル環境でネットに繋ぐことはできず、家庭のインフラも漸くADSLが広まりつつある時代である。PowerPointの資料ではユビキタスイメージで書いていながら、デモも利用シーンも結構しんどかった。デバイスでもサービスでもブレイクスルーするためのきっかけは必要である。
僕のiPhoneも「Evernote」や「SugerSync」でデータがどこにあるか意識せずに利用する生活をしているが、3Gやwi-fiのお陰で快適に利用できている。iPhoneがすごい、というよりも、然るべきタイミングでブレイクスルーするモノをリリースできるAppleって会社がすごい。