UKいろいろ

無事、UKでの仕事も終わりました。今日のセッションの中で興味深かったのは売上(本当は利益の方がベターだと思うが)と顧客によるロングテールのマトリクス上で本当にビジネスに貢献しているのはどの部分なのか、「ちゃんと見極めよう」というもの。amazonの登場でパレートの法則的な売上に変化が起きたことはいろいろな書物でも書かれている。じゃ、ロングテールに対応するためにどこまでの在庫を保持し、どの顧客をターゲットにすることが最適なのかを分析する必要がある、というアプローチである。きっと売上(利益)の貢献しているセグメントとそうでないセグメントが明確になるだろう。これには大量のデータを高速に処理し、マーケットの変化を簡単に可視化する仕組みが必要である。もしかしたら僕が所属する会社のチャレンジすべき分野なのかも知れない、とちょっと興奮した。

夕方、セッションが終わってから近所を散歩。テムズ川の畔に立つ観覧車が妙だったので写真に撮る。日本で言えば、京都御所の側に立っているようなものだ。周りの景色と比べても違和感がある。
こっちに来て感じたのはディーゼル車が多いこと。UKに限らず、ヨーロッパ全体としてクリーンなディーゼル車が人気なようだが間近で見ると納得する。メルセデスアウディディーゼルである。それと車の国籍がバラバラなのには驚く。英国車が中心というわけではなく、プジョーフィアットトヨタ、ホンダなどどの車もある。日産のマーチは本当によく見かける。USでも他国の車は見かけるものの、やはり中心は米国車である。ここではそんなことがない。不動産屋の売物件を見るとちょっとした家が「億」で、ロンドンの中心地でなくても結構な値段なのにはビックリ。