好きと嫌いの理由

以前に友人から「「好き」には理由が無いけど、「嫌い」には理由があって、いくつでも理由を挙げられるでしょう。例えば人を好きになる時、嫌いになる時をイメージすれば分かりやすいと思うけど・・・・。」と言われて、妙に納得した。それから人にも同じようなことを話してきたけど、昨日の日記に書いた本を読んでその仕組みを理解した。
コラム的に書かれていた部分で、脳の記憶の中で根本的なものは「嫌悪学習」である、というところ。これは危険回避の観点から「イヤなものを覚えておく」という能力らしい。つまり「好み」は嫌悪学習の結果ということらしい。僕自身は比較的に敵を作らない方の部類で仕事上ではそれは有利に働いている。上の理屈で言えば、「イヤなもの」が少ないのかも知れない。ここは難しいところで、「イヤなもの」が少なくても存在感がないと記憶に残らない。八方美人になる必要はないが、こういうことを知っていると得することもある(かな?)。