「酔って言いたい夜もある」 角田光代

酔って言いたい夜もある

酔って言いたい夜もある

よく読んだら角田さんは同じ学年でした。この対談を読むと角田さんのキャラがよく分かる。すごく規則正しい生活の中で仕事をしている一方、お酒は必須アイテムのようだ。中身的には女性同士の恋愛談義が多いのでよく分からない部分が多いものの、栗田有起さんとの対談で登場した「片岡義男さんはお好きですか?」の部分ではこちら側で「ハイ」と答えてしまった。そうそう中学・高校と何十冊と読みました、赤い背表紙の角川文庫を。今はほとんど無くなってしまったんですね。時々、読み返してみたい衝動にかられます。
対談よりも「中央線」ランチ写真日記が本当に面白かった。富士そば好きなんですね。コメントに書いてあるとおり、汁まで飲むとその後に気持ち悪くなるのは思わず同意します。さあ、次はどの作品を読もうか。先に小説以外を読むと妙な親近感が生まれますね。