久しぶりの研修で

久しぶりに「研修」を受けた。正直いうと、価値が無かった。技術的な部分はすでに知識や経験として身についていたこともあるが(この部分はある意味想定していた範囲)、講師が受講生に対して「何かを得てもらって帰ってもらう」というホスピタリティが全然感じられなかった。話している内容はテキストやオンラインヘルプを見れば分かる範囲で、受講生は時間もコストも掛けてそこに集まっていることを身体で理解していない。少なくとも、僕の過去の仕事に於いてはこの部分だけは意識していた。何でもかんでも米国的なROIのモノサシで判断されがちだが、研修やトレーニングといったハイタッチなコミュニケーションシーンでは数値化できない部分の価値が必要だと思う。そんなたくさんの要素やベタベタしたコミュニケーションはいらないが、今日、ここで学んだ意味を一つか二つは得て欲しいではないか。