「目覚めよと彼の呼ぶ声がする」 石田衣良

昨日の続き。
「へなちょこ変身に拍手」
アキハバラ@DEEPの舞台になった秋葉原。「現在のソフト化経済の流れを、秋葉原ほど明確に具現化している街は、ほかのどこにも存在しないとぼくは思う。」なるほど、そういう表現もありか・・・。
「知の箱舟はどこへ」
図書館の在り方に疑問を投じている。確かに本来の図書館の姿を超えて、サービスが良すぎるところがある。そもそも新刊書を大量に持っている必要はないでしょう。
「読む力は、生きる力」
本を読むことは理屈抜きに必要な部分と同感。ちなみに去年の僕は200冊弱読んだが、今年は若干ペースが落ちている感じ。

石田衣良作品は必ずあとがきがある。文庫本では結構多いが、単行本でも必ずこのあとがきがある。石田氏の気持ちが良く出ていてすごく好きな一面。