「ひまわりの祝祭」 藤原伊織

ひまわりの祝祭 (講談社文庫)

ひまわりの祝祭 (講談社文庫)

今日はこの作品。「銀座」、「デザイン」は元電通社員ならでは経験が無数に散りばめられている。ゴッホ(作品中ではゴッホという表現は変で、ファン・ゴッホというべき、と書かれているが)の8枚目ひまわりにいろいろな人たちが絡み合い、主人公 秋山の世捨て人のような生活にピリオドを打つ。「テロパラ」に比べると前半は「ゆるい」感じに展開していきます。ミステリーでいうところの伏線が何重にもなって・・・・。この作品も会話がキーになっている。