当たり前と思っていること(実はそうでもない)

今回のエンジニア来日にあわせて英語版の地図を調べたが意外に無いものである。Googleマップを.comから入っても、言語選択を英語に変更しても、表示される地図は思いっきり日本語。新宿や渋谷など一部は場所は英語版の地図が存在するが、ちょっと外れたところはほぼ無い。空港内ではきっと紙あるいは本になった英語版の地図があるだろうが、事前にオフィスまであるいはホテルまでガイドするには電子データである必要があった。苦肉の策で、Googleマップから必要な部分をキャプチャし、その上にいくつかの場所(目印になるような)を英語でコメントを付け、地図として送った。いつかはマルチランゲージ化されるんでしょうね・・・。
関西の人が東京出張、あるいは東京の人が大阪出張しても結構難しいですよね。東京は皇居(江戸城)を中心に環状線放射線で道が構成されていて、地下鉄はいくつかのターミナル駅(大手町や表参道のような)で乗り換えする。大阪は碁盤の目のように「筋」と「通」で構成されていて、主要な道の名前を覚えておくのがポイント。地下鉄も大方、これらの道を中心に配置されている。もう一つの違いは、東京はJRが中心にあり、間を地下鉄が補う感覚。大阪は私鉄と地下鉄が中心。初めて阪急梅田駅に行った時は理解出来ませんでした。何で阪急なのにこんなにホームあるのだろう・・・って。
普段何気なく過ごしていることも初めての人に伝えようとすると意外に難しいことが多いことに気付きます。