青木ヶ原樹海探検 前編

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昨日の晩に東京から富士山の家に移動して、今日は冨士エコツアー 『青木ヶ原樹海・洞窟探検ミステリーコース』を体験してきました。朝10時に『道の駅 なるさわ』集合だったので、比較的ゆっくりと朝ご飯を食べて、いざ集合場所に向かう。国道が混んでいなければ15分ぐらいの道のりで、集合場所に着いてこのツアーのガイドさんに会ってビックリ。なんと精進湖の湖畔で喫茶店をされている写真家の栗林さんだった。ガイドの仕事もしていると以前に聞いたことがあったけど、まさか僕らのツアーガイドにあたるとは思ってもみなかった。

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青木ヶ原樹海は朝霧方面に行く時に抜けていく場所ではあるんだけど、通過するだけで実際にはどういうところは全く知らなかった。実際の青木ヶ原樹海の大きさは甲子園球場1000個分ぐらいの広さらしい。

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道路脇のスペースに車を止め、全員ヘルメットをかぶって探検開始。この青木ヶ原樹海の樹木の70%は檜と栂で占められているとのこと。最初の作業は足下に落ちている檜と栂の『ぼっくり』を探すこと。写真は檜ぼっくりで、まるでサッカーボールのような形。

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智晴は夢中になって集めていたけどこの樹海の中からの持ち出しは厳禁なので森に返してあげました。

 

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細長いピストル弾のようなのは栂ぼっくり。

 

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樹海の中に入っていくと今回のメイン『富士風穴』に。他の風穴や氷穴のように観光化されていないため、照明などは全くなく、上から見ると大きな穴空いていて、その先が洞窟への入口になっている。ちょうど洞窟の入口の上には『ミソサザイ』の巣あった。野鳥の中でも最小クラスらしい。

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この洞窟の入口に向かって岩を数段降りるとその時点で気温の変化に気づく。多分、1mぐらいしか降りていないのに、『えっ?』って思うぐらい違う。

洞窟に入ってすぐに9段のはしごがある。お借りした携帯ライトを使わないと足下もよく見えないぐらい真っ暗。さらに先に進むと足下は徐々に凍っている状態になってくる。そしてその先はこんなものが・・・。

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グループ単位で写真を撮った後は来た道を戻る。そして、樹海の中に戻るとカメラは完全に結露で使い物にならなかった。考えてみると、気温差20℃以上あるので当たり前なんだけど。『青木ヶ原樹海・洞窟探検ミステリーコース』前半はこんな感じでした。