2011-08-29から1日間の記事一覧

読み手がいて初めて成り立つストーリー 『どちらかが彼女を殺した』 東野圭吾

"どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)" (東野 圭吾) 推理小説の一番の蜜は謎解きをして犯人を突き止めることだろう。トリックを見破り、アリバイを崩し、運命としか言いようがない偶然などが重なりストーリーはドラマ化していく。定石というか、一番基本と…